みなさんは2012年の買い物で何が印象に残っていますか?
これを読んでいる方の中には年の瀬の年末商戦でボーナスを使いすぎて後悔している方もいると思いますが、僕も年末に買い物をし過ぎてしまい、今月のクレジットの請求がえらいことになっています。
今日はその買い物の中から一番インパクトのあったものを紹介します。
それは写真のとおり、
“MacBook Pro 15inch with retina display model”
です。
そしてこれはカスタムメイドでCPUとメモリを最大までアップした、通称CTOモデル「特盛り」と言われるものです。
スペックはこんな感じ。
これに負荷のかかる作業で切替わるGPUとしてNVIDIA GeForce GT 650M 1GB GDDR5、内蔵ストレージ512GB SSDが付いています。
気になる値段は、
なかなかのものですねー。カートに追加を押すのにはかなり勇気が必要でした。
これは今現在Appleで購入できる最強のノートとなっています。
一応SSD512GBを768GBにもできるのですが、内蔵ストレージはそんなに必要ないのでやめました。
・購入理由
1.以前のモデルでは処理能力が限界だった。
これは主に音楽関係ですが、以前のMac(mid 2009)ではCPUが処理しきれずに再生が止まってしまい、
一旦トラックをいくつか書き出さないと作業できませんでした。つまり非破壊編集に限界があったのです。
今ではどれだけトラックを増やしてプラグインを突っ込んでも余裕がありますね。
2.ファイルの検索が速くなった。
僕はよくファイルの検索を使うのですが、以前のHDDに比べて4倍ほどアクセスが速くなっています。
書類やデータもすぐに見つかるし、音楽ではサンプラーのセット切替も一瞬です。
3.図面が読める。
Retina displayになったことで、すべての書類が高精細になりました。これによって、A2からA3の図面を
拡大せずに読む事が可能になりました。僕にとってこれは超ブレイクスルーと言っていいものです。
・雑感
13インチからの乗り換えですが、大きさは問題ありません。むしろ重量は以前の13インチ2.06kgに対して15インチ2.02kgと、軽くなっています。なのでカバンに入ってしまえば以前と全く同じ感覚で持ち運びできます。
ただ手持ちカバンだと、遠出のときにちょっとイラッとくることはあるぐらいの重量感はありますね。
処理能力に関しては言うことなしの快適さです。ただ、DTMと動画編集以外で能力を使い切れたことはないので、
万人向けの機種ではないと思います。多分Retina13インチモデルで十分な人が大半だと思います。小さいし。
そしてRetina displayの文字はかなり奇麗で、満足しています。何より一眼レフカメラなどを持っている人は、このディスプレイを通して写真を見ると感動すること間違いなしですね。
ただ、液晶品質はデスクトップ系と比べると少し劣るように思います。今持っているApple LED cinema display 24インチと比べると、わずかに周辺に輝度ムラがあり、まあこの辺はノートなので仕方なしと思っていますが、Appleではこのモデルのディスプレイの供給に問題があるようで(サムスン関係?)、今後改善されるかもしれません。
・まとめ
処理能力を使い切る自信がある人には最高のノート、そうでなければ13インチがおすすめです。
僕は仕事にも趣味にも毎日使うものなので、妥協無しの特盛りを選択しましたが、これは精神的に「最強に対するあこがれ」とかそういう男の子的マインドが大きかったからのような気もします。普段は絶対に能力を使い切れません。
でも後悔なんてしてないですよ。今年もこれでがんばっていきます。
以上2012年Best Productその1でした。
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