2012年のBest productsシリーズ第2弾。
といっても、これを購入したのは年末の話なので、良さを実感できる程使い込んでませんが、なんとかなるでしょう。
ということで今回は、このブログを作ってみようと思ったきっかけのアイテム、
“Panasonic LUMIX DMC-GH3″
です。
ただ、僕は写真においては完全に素人というか、むしろ一眼デビュー状態なので、今回はそういう視点からこのアイテムを見て行きます。ABSURDにはMICHIcamera氏という素晴らしい写真家がいてますので、これは完全に僕の趣味用なわけです。
で、今回買ったのはこのレンズキット。
で、だいたいのアウトラインはこちら。
特長
- 質感描写にこだわった高品位写真画質新開発16M Live MOS センサー、新設計ローパスフィルター、高速画像処理ヴィーナスエンジン
- ハイクオリティな表現力を有するフルハイビジョン動画性能高ビットレート72Mbps(ALL-Intra)/50Mbps(IPB)、高フレームレート60p、タイムコード対応
- 撮影をアシストする優れた「機動性」・信頼に応える「堅牢性」・充実の「拡張性」小型・軽量、高速・高精度AF、ダブルOLEDファインダー/モニター、操作レイアウト、マグネシウム合金外装、防塵・防滴構造、拡張アクセサリー対応Wi-Fi®内蔵、他
プレスリリースより。
うーん。素人にはさっぱり何のことかわかりませんが、僕は買い物をする前に色々予習をかかさないタイプというか、ネチネチした優柔不断なタイプなので、じっくりとスペックについて調べたのです。
まず一眼レフカメラなのにPanasonicっていうところ。Panasonicといえば京阪線守口市駅周辺から見えるあそこですね。しかし一眼といえばCANONとかNIKONの方が有名で王道なイメージですが、僕がこのカメラにしたのは主に下記の理由です。
・購入理由
1.動画に強い
そうです。Panasonicは業務用ビデオカメラでもソニーと肩を並べるほどビデオに力を入れているメーカーなんですね。そしてこのGH3の前身であるGH2は世界の自主制作映画家たちの間でも伝説的人気があったようです。GH3は発売して間も無いために最終的な評判はわかりませんが、先行レビューではさらに良くなっているとの事です。
やっぱりこれからの時代、動画をきれいに残したいですね。
2.コンパクト
これは買う前は気付きにくいですが割と重要な要素だと思います。このカメラはマイクロフォーサーズ規格といって、コンパクトデジカメとフルサイズ一眼の中間ぐらいの大きさのセンサー規格で作られたカメラです。
センサーがフルサイズ一眼より小さいということは、本体やレンズも小さいということ。その割にレンズも多種多様に揃っていて、画質もコンパクトデジカメよりいいのです。
この規格では他に宮崎あおいの宣伝するオリンパスOM-Dがありますが、あれは動画がイマイチらしいのでやめました。
このカメラを肩にかけていても1日の終わりには肩がこってますから、重量は大きなポイントです。
3.タッチパネルAFやWi-Fi機能等の最新技術
僕のような素人が一眼デビューするには、型落ちのGH2が安くなってていいんじゃないかと思いましたが、GH3には最新の機能がかなり盛り込まれています。Wi-Fiなんかはそのひとつで、なんとiPhoneとWi-Fiでつないで遠隔操作ができるんです。フォーカスや絞りも操作可能ですよ。しかもその場でカメラロールに転送してくれる。僕はこういう面白い機能が好きです。
余談ですが、僕は先進的な技術が割と好きで、レトロな技術にあまり魅力を感じません。だからビンテージなレコードプレーヤーよりも新しいiPodとかの方が好きです。
以上が主な購入理由ですが、肝心な写真画質について一つも書いてないですね。
むしろセンサーが小さいということで、画質は不利という事がわかります。
で、その辺はまあデメリットよりメリットの方がでかいということで我慢していこうと思っていたのですが、しばらく使っていていろんな事がわかってきました。
・雑感
綺麗に撮れます。
これは意外にもそうなんです。確かに規格としては画質優先の作りではないのですが、綺麗に撮れます。
なぜかというと、撮る為の操作や機能が素晴らしい為、素人の僕でもちゃんと性能を引き出せるからです。
ダイアルで絞り調整、画面をタッチしてフォーカス、シャッターという流れが早くて精確。動く被写体を追従してくれる機能にもワンタッチ。しかも高感度に強いらしくシャッタースピードを結構速くしても撮れるのがでかいです。
ただ、写りとしてはすごいバキッとした解像感のある絵になるので、人物撮影では使いにくいようなイメージです。人物はもう少し柔らかく写したいですね。撮影技術でなんとかなるのかもしれませんが。
動画はもう半端ない空気感です。最高の設定にしてMacBook Pro retinaで見ると、地デジやブルーレイよりも奇麗になります。ただしPCでしか見れませんけど。ボケも奇麗です。ただ、僕がまだ未熟なために人に見せられるような動画を撮れるようになるにはまだまだ練習が必要そうです。手ぶれ対策やピン送りが難しいんですよ。
一応このブログでもビデオブログ用として使っていくので、その過程で成長していけたらと思っています。
・まとめ
このGH3はPanasonicの中でハイグレードな位置付け、つまり上級者向けのイメージですが、この充実のアシスト機能は初心者にこそ向いてるんじゃないかという気がします。自分で撮った写真をRetinaのスライドショーで楽しむ。これは思った以上にいい体験です。一眼デビューからハイアマチュアまで、懐の深いカメラだと思いました。
・作例
先日の十日戎で初フォトシューティングです。全て手持ちで談笑しながら撮ったもので、編集無しです。
以上2012年Best productsその2でした。
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