こんにちは。
以前紹介したPanasonicの一眼レフカメラ”Lumix DMC-GH3″ですが、「動画性能が高い」というのは以前お伝えした通り。で、今回少し時間があったのでその性能をチェックしてみました。
このカメラの特長のひとつに、「滑らかな映像が撮れる」というものがあります。
GH3は、いわゆる”FPS”の値が通常の一眼レフより大きくなっていて、
“FPS”というのは”Frame per second”、日本語でいうと「秒間何コマ」という意味で、これが大きいほど滑らかな映像になるのです。
通常のカメラやテレビなどは秒間30コマ、”30fps”(以下単位p)で作られています。映画はもっとパラパラ漫画のようにカクカクしている方がフィルムの質感が出るので秒間24コマ、つまり”24p”で作られています。
その中で、GH3は最大60pの撮影に対応しています。つまり1秒間に60枚のコマをパラパラさせている状態なわけです。これは人間の目ではパラパラを認識できないぐらい滑らかな映像で、息をのむ程素晴らしい映像が撮影可能なんですね。
ただ、60pの映像は素晴らしくても、再生する機械が無いんです。テレビは30pだし、YouTubeも30pまでです。現状、パソコンの再生ソフトでしか60pを再生できません。
じゃあどう使うか?一見使い道が無さそうな60p撮影ですが、ひとつメリットがあります。
それは「スローモーション撮影」です。
GH3に搭載されているスローモーション撮影機能は、60pで記録したものを30pで再生する機能です。つまり1秒間で撮った60枚のコマを2秒かけて再生することにより、スロー効果を生み出しているわけですね。今までの一眼レフでは1秒間に30枚までしか撮影できなかったので、GH3はより滑らかなスロー映像になるわけです。
という事で、そんな視点でこのサンプル映像を視てもらえれば幸いです。
今後のカメラ選びの参考に是非どうぞ。
使用レンズ LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 ASPH. POWER O.I.S.
Post a Comment (You can use Facebook or Twitter)