どうもおひさしぶりです。
僕はちょうど今、仕事の合間にカフェでゆっくりとこのブログを執筆しているところです。
もちろん手元にあるのは標題のSurface Pro(2)。今のところ便利に使ってます。
Surface Pro3が発売されて久しく、レビューなども一通り出揃っている今、改めてSurface Proシリーズを取り巻く現在の状況を追ってみましょう。
MicrosoftはAppleに代わってガジェット界にも一時代を築くことができるのか?気になりますね。
Surface Proシリーズとは?
Microsoft Surface(マイクロソフト サーフェス)は、2012年6月18日に発表された、マイクロソフトが開発しているタブレット端末である。Windows 8 Proがインストールされたモデルと Windows RTがインストールされたモデルがある。
Surface Proには電磁誘導方式のペンが付属しており、搭載OSであるWindows 8に関しても、タブレットPC用の機能(Tablet PC入力パネル、Windows Journal等)が標準で搭載されていて、ハードウェア・ソフトウェア共に、タブレットPCとして使うことが出来る設計になっている。 特徴として、キーボードとカバーを兼ねたもので、ノートパソコンのようなスタイルで使うことができる。 1024レベルの筆圧感知に対応しており、液晶ペンタブレットとしての使い方が可能である。GPSはついていない。wikipediaより
ということで、Surface Proシリーズは発表当初よりノートPCとタブレットの2 in 1というコンセプトで登場したデバイスでした。
そのコンセプト自体は素晴らしかったものの、初代Proではバッテリー等の性能がコンセプトに追いつかず、大量生産したにもかかわらず大量に売れ残ってしまいます。
そしてPro2では大きさはそのままに、性能が飛躍的にアップ。2 in 1というデバイスの可能性を存分に見せつける事にやっと成功しました。
ただ、初代Proの売れ残りを反省してか生産量を絞ってしまい、店舗では常に品切れ。モノはいいにもかかわらず大きな機会損失をしてしまいました。
Microsoftはそこから1年もたたずにPro3を発表。今度はCPU性能等はほぼそのままですが、サイズがより薄く、画面も大きくなりました。
3度目の革新によって隙のない完成度になるかと思いきや、ここでも問題が。
本体を薄くしすぎた影響で排熱がうまくいかず、CPUに負荷をかけるとすぐに本体が熱くなり、処理性能が落ちてしまう「サーマルスロットリング」という現象が起きやすくなるという、すなわちPCとしての高度な処理に難を抱えてしまいました。
Microsoftは素晴らしいデバイスを開発しながらも、こういった経営的な失敗や設計上のミスが重なり、結局プロダクト自体を成功させる事ができずにいます。Surface Proシリーズは本当に素晴らしいのですけどね。
Surface Proシリーズの魅力
・タブレットでありながらノートPCとして使える
やはり大きな違いは「キーボードが外せる」ことですね。家のソファや電車、外で立ちながら使える、しかもビジネスレベルのソフトが使用可能です。
そのキーボードも、僕はPro2に純正の「タッチカバー」を購入しましたが、これが思いのほか良いものでした。物理キーがなく、プリントしてあるだけなので確かに打ちにくいのですが、その代わり打鍵音が無く、静かなところでも気にせず使えるのはタッチカバーならではです。しかもお茶をこぼしても大丈夫。現在のPro3ではタッチカバーは無くなって、物理キーボード付きの「タイプカバー」だけになってしまったようですが、是非タッチカバーを復活してほしいところです。
・ペンがいい
iPadは指での操作が前提のため、細かい字が書けなかったりしますが、Surfaceはペン専用のデジタイザ搭載で繊細な文字を書くことができます。標準で書き手の手首を感知しなくなる「パームリジェクション機能」もいい感じです。ただ、Surface Pro3ではパーツがWacom製からN-trigに変更されたため、遅く線を引く時にガタガタになってしまう問題がでてきました。N-trigになって改善された点もあるので一概には言えませんが、大方ダウングレードといってもいいでしょう。今後改善されれば最高ですね。
・Microsoft純正である
多くのメーカー製PCと違って、余計ないらないソフトがついていない、ドライバがWindows Updateで最新に保たれることなど、純正であることは安心感もあるし、メリットも多いです。まあ一般的な感覚から言えば、大手が製作するほど安心感はありますよね。
Surface Pro4は今までの弱点を克服した最高のデバイスになる?
そしてこれまでの話、すなわちSurface Proの進化の歴史、方向性から察するに、次世代Surface Pro4はかなり魅力的なデバイスになりそうな予感がします。
筐体はSurface Pro3とほぼ同じでしょう。iPhoneのような2世代ごとの筐体変更は製造コスト的にも都合良く、事実MicrosoftはPro3のタイプカバーをそのまま使えると明言しています。現状でも12インチノートとしては最高に薄いので、サイズが同じでも全く問題ないですね。
そこに低電力がウリの新型intel coreMプロセッサーを搭載することにより、排熱問題もクリア。OSもWindows10になり、今までのタブレットとデスクトップのセパレートな感じのWindows8.1からデスクトップに重心を移すことで、タブレット的なアプリと既存ソフトウェアの融和も進むでしょう。2 in 1スタイルの理想は、もうすぐそこまで来ていると感じます。
まとめ
僕はどちらかというとAppleフリークで、Microsoftにはあまり興味ありませんでした。でもSurface Pro2が発表された時、Appleよりも先を行くMicrosoftに僕は衝撃を受け、速攻で買いに行きました。Surface Pro2はOS的に安定性に欠け(電源管理など)、多少使いにくい部分はありますが、このようなコンセプチュアルな尖った製品は大好きなので、Microsoftには今後もAppleのライバルとして頑張ってほしいですね。Surface Pro4、期待しています。
レビュー動画
Surface Pro2購入時の開封動画です。参考になれば幸いです。チャンネル登録もよろしくどうぞ。
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